子どもの身長と足のサイズは関係があるのか?

よく言われることに、「足のサイズの大きい人は身長が高い」というのがあります。確かに一般的にみて身長が高い人は靴のサイズも大きいことはよくあることです。

では子どもの足が大きいのは最終身長を予想するのに役に立つか?というのはどうでしょう。
どの専門家の意見でも「足のサイズと身長に相関関係はない」というものです。1年に何回も靴を買いかえているのは身長が高くなる前兆でもそれを示すものではないなんて!

子どもの足と身長の関係

子どもが小学校になると毎年のようにサイズの違う靴を買っていますよね。それで子どもの成長を確信するわけですが、成長過程では当たり前のことで、身長とは別ものだということです。

子どもは骨が成長することで身長が伸びます。特に身長に影響するのが足の骨(大腿骨、けい骨)です。他の骨格は成長と共に大きくなりからだのバランスがとれてきます。そのバランスをとるのに一役買うのが“足のサイズ”ということです。
つまり足(の裏)は体全体を支える土台のようなものです。逆説的ですが、身長の高い人は足が大きい人が多いのは身長が伸びた分、足も成長したということで、足の成長が先でそれに合わせて身長が伸びるということではないというとです。

さらに足のサイズは縦幅だけでなく横幅、高さと複合的な要素で決まるので「足のサイズ=靴のサイズ」は身長を予測するのには役にたちません。

子どもの足と成長に欠かせないこと

足のサイズと身長には相関関係はありませんが、足が健康に成長するということは子どもの体の成長にとっては重要なことです。
足の最終的な大きさは20歳前後で決まるといわれています。言いかえるとその時期までは自分の体を支えるために成長(変化)するわけです。

成長期に体と一緒に足が成長しないと、土台が安定せずバランスを崩す原因となります。よく赤ちゃんや幼児が転ぶのはまだ足が十分に成長しておらず、バランスがとれないからです。赤ちゃんや幼児の足をさわるとふにゃふにゃしてますよね?それは骨が固まっていなくて、骨の本数も少ないからです。だいたい6歳~7歳ころにある程度の足の骨格ができます。

子どもの足にしてあげられること

ここで重要なのが子どもの成長に合わせた靴を選ぶことと、足に刺激を与えてしっかりとした土台(足)をつくることです。

まずバランスが悪いと転倒して骨折する危険があります。骨折をすると体の修復機能で骨折部分を固めようとして骨を骨化します。そうなると成長途中の骨が早くに骨化して成長(身長)が鈍くなる可能性があります。骨折の後遺症です。

また成長期に足に刺激が少ないと、後々の足のトラブルの原因になります。最近子ども達に急増している扁平足(土ふまずがない)、外反母趾(親指が内側に変形)、浮き指(足指が上を向く)などの足トラブルの原因になります。足に踏みしめる力がないためにおこるものです。

土台が安定しないと体の骨格の歪みの原因や筋肉の歪み、それらから引き起こされる身体の不調により子どもの成長が阻害されてしまいます。

子どもに靴を買う時には適切な靴を買ってあげましょう。靴は小さすぎても大きすぎてもいけません。
また子どもの足の刺激になるのは「外遊び」です。歩く、走る、ジャンプすることで適度に足に刺激を与えます。遊びの刺激は身長にも効果的ですよ。

子どもの成長を応援するなら、“足”にも目を向けてしっかりとした土台を作ってあげましょう。

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