お肉とお魚、子供の身長を伸ばすにはどちらがいいの?

子供の成長にはタンパク質が重要ですが、お肉と魚では、どちらをより多く食べたほうがいいのでしょうか。一般的にいうと、魚には健康的なイメージ、お肉にはスタミナがつくイメージがありますよね。

この記事では、それぞれの特徴をもとに、成長期、運動をしている子供には何を食べさせるのが良いのかについて考えてみましょう。

 

タンパク質としてはどちらにも大きな違いはない

アミノ酸スコアの記事でもお話ししましたが、食品のタンパク質はアミノ酸スコアが高ければバランスが良く、質がいいと言えます。

例えば、肉は牛、豚、鳥ともにアミノ酸スコア100なので非常に優秀ですね。

一方お魚も、ほとんどの魚肉で100なので、たんぱく質としては、どちらも大きな違いはないと言えます。

 

違いが大きいのは脂質の構成

お肉とお魚で違いが大きいのは脂質、つまり脂肪酸の構成です。お肉とお魚に含まれる脂肪酸を見てみると、

お肉に多く含まれる脂肪酸・・・「パルチミン酸」「オレイン酸」「ステアリン酸」「ミリスチン酸」など

お魚に多く含まれる脂肪酸・・・「DHA(ドコサヘキサエン酸)と「EPA(エイコサペンタエン酸)」など

となっています。

お肉に多く含まれるオレイン酸やステアリン酸は、「飽和脂肪酸」と言われ、食べ過ぎると体内でコレステロールが合成されやすくなるといわれています。

最近の研究では、これらの脂肪酸もコレステロールのうちのLDLコレステロールを減少させる働きをもつことが分かったりしていますが、やはり摂取のし過ぎには注意したほうが良いでしょう

一方、魚類に多く含まれるのは、「DHA(ドコサヘキサエン酸)と「EPA(エイコサペンタエン酸)」などの「不飽和脂肪酸」です。

昔から言われるように、魚肉に含まれる「DHA」や「EPA」は、脳の血流をよくしたり、脳の発育を促したりする働きがあります。中性脂肪を減らして、善玉コレステロールを増やしたり、血栓ができるのを防ぐ効果もあります。

さらに、この2つの脂肪酸は、ω(オメガ)-3系脂肪酸に属し、炎症を抑える効果があり、スポーツ選手のけがを少なくしたり、けがの回復を早める効果もあります。

バルセロナのメッシ選手が魚を食事に多く取り入れたことで、けがが少なくなったエピソードは有名ですよね。

 

結論は・・・。

上記のことから考えると、

・肉と魚をバランスよく食べるのが望ましいが、肉の脂身などは極力避けて食べると良い

と考えられます。

なお、たんぱく質は動物性のものだけではなく、大豆などの植物性のものも一緒に食べると効率よく骨や肉になると言われていますので、脂身を避けて、いろいろな種類のたんぱく質を

摂ることが大切です。

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