加工品は気を付けて!子供の成長や骨にマイナスになる食品添加物
ハムやソーセージなどの加工品やカップラーメン、スナック菓子、市販のハンバーグなどは、子供も大好きで、親も手軽に提供できるので便利です。しかし、これらに含まれる食品添加物の中には、子供の成長を阻害したり、身長の伸びない原因となってしまうものも含まれます。
せっかく栄養のバランスを考えて献立作ったのに、それがかえってマイナスになってしまうなんて、いやですよね。私たちの身の回りには様々な加工品があり、それを避けて通ることは難しいですが、ちょっとの手間で添加物をある程度除去できたりもします。
この記事では、食品添加物の一部が子供の成長に悪い理由と、その対処法を考えてみたいと思います。
目次
身の回りのいろいろなところに使われている食品添加物
食品添加物のリン酸塩やフィチン酸は様々な加工品に使われています。
どんな食品に入っているのか、その一例を見てみましょう。
ハム・ソーセージ・成型肉などのお肉の加工品
お肉の加工品には、リン酸塩が粘着剤として使われています。
ソーセージの形を整え、保湿しながらぷりぷりの歯ごたえをだす効果があるからです。
かまぼこ・はんぺん・魚肉ソーセージなどの魚の加工品
これらの加工品にも、形を整えるなどのお肉の加工品と同じような目的で使われています。
弾力のある食品には使われていることが多いようですね。
カップラーメンの麺
カップーラーメンの麺には、コシや食感を出すために、かんすいの一部として使われていることが多いです。
プロセスチーズ
プロセスチーズにもリン酸塩が使われています。プロセスチーズはナチュラルチーズを溶かして、
水と小麦粉を加えた後、乳化剤や香料などを混ぜて再び固めたものですが、その乳化剤として使用されています。
こうしてみると、身近な加工食品にはほとんど入っていると言えそうですね。
食品添加物を大量に摂るとどうなるのか
リン酸塩やフィチン酸は体内や食品中のカルシウムやマグネシウム、亜鉛などを体外に排出してしまいます。
せっかく摂った体を大きく丈夫にするための栄養分が流れ出てしまうのです。
子供の骨が折れやすくなったり、大人でも骨粗しょう症になってしまったりするのは、
リン酸塩などの過剰摂取が原因の一つだともいわれています。
私たちや子供の骨の代謝では、ミネラル分のバランスが非常に大事です。
このバランスが崩れるとき、ミネラルの流出が起きるのです。
リン酸塩とカルシウムの比率は、1:1~1:2が適当だと言われてます。
食品添加物の入った加工品ばかりを食べると、そのバランスが崩れ、カルシウムが流れ出てしまうのです。
子供にはどのような食事を与えるべきか
そのため、子供には、なるべく加工のない食品を、手作りで与えることが大切です。
とはいえ、現在のライフスタイルでは、結構難しいことですよね。
そのため、
ソーセージなどの加工肉はお湯で15秒程度あらったり、ゆでた汁はすててから別な料理に使う
カップラーメンなどを食べさせるときは、麺をお湯でゆでた多、そのゆでた汁は捨てて、再度お湯を入れて調理する
など、熱湯で洗い流すと、ある程度取り除くことができます。
少しの手間で、栄養が変わってくるのですから、是非、、注意してあげてください。