仕事ぶりでわかる、若年性認知症の兆候

 

一般的に『若年性認知症』は65歳以下で発症する場合で、その年齢は40歳代から50歳代で発症します。

通常の認知症とは違い、これらの若いころの認知症は65歳以上の認知症患者とは別の問題に直面します。

特に仕事の面ではまだ現役であるため多くの困難が予想されます。

 

さらに若年性認知症の場合、症状が顕著に現れるのではなく発症がゆるやかであるために、些細な兆候を見逃してしましがちです。

それらの症状はストレス、忙しさ、うつ病に起因していると思われがちです。特にうつ病と症状が重なることがありますので注意が必要です。

 

早期発見することで自分や家族への負担を少なからず減らすことにつながります。

若年性認知症によって就業が困難になった場合の経済的な支援を受けられる制度があります。

 

  • 障害手当金:病気やけがのために休職を余儀なくされた時に支給される手当金(加入の保険組合)
  • 自立支援医療:指定された医療機関での医療費が1割負担になる(市町村、保健所)
  • 障害者手帳:税金の減免、交通料金の割引、障害者枠での再就職(市町村)
  • 障害年金:認知症の診断により障害年金が受け取れる(年金事務所)
  • 住宅ローン支払い免除:ローン契約の特約制度で支払いが免除されることもある(加入の金融機関)
  • 生命保険:高度障害保険金の支払い(加入の保険会社)

 

職場での小さな言動から若年性認知症(アルツハイマー型認知症)を疑う事例をご紹介します。

 

こんな症状ありませんか?

  • 記憶の困難

仕事に関する全ての事を書き留めないと業務の内容を覚えることができない。どんなに簡単な仕事だったとしても、自分の机にチェックシート(ToDoリスト)が常にある。

  • 混乱

何かの業務を忘れているように感じたり、どの日に何のプロジェクトがあるか自身がなくなる。それが自分自身だけの業務なのか、他人と一緒にやるべきものなのか分からなくなる。

  • 圧倒される

想定外のタスクが発生した場合、すぐにフリーズしてしまい自分には無理だと判断する。自分の手には負えないと感じ、考えを整理するために長時間要することがある。

  • 新しタスクを学ぶのが難しい

会社で新しいコンピュータープログラムを使用する、あるいは新しい仕事の方法にシフトしなくてはならない時、他人に比べてシステムや新しい仕事を学ぶのにかなりの苦労が伴う。

  • 仕事への柔軟性に欠ける

仕事の体制を変えた場合、不安や動揺を感じて変化や対応に時間がかかる。予期しない変化への対応が困難になる。

  • 適切な言葉がでてこない

場面に応じた適切な言葉が出てこなくなる。たまに語彙を忘れることはあっても、その頻度が高くなる。

  • 効率の低下

仕事をやり遂げるのに、いつも以上の時間が掛かるようになる。始めは仕事の難しさゆえの遅れと考えるが、いつも同僚より仕事の仕上がりが遅い。

  • 微妙な人格の変化

これまで仕事を続けてこれたのは、あなたが人間関係に対応できる人格だったからかもしれません。しかし最近イライラしやすい、すぐに冷静さを失う、他人の言動に過剰に反応してしまうことが多くなった。

  • 不信感や被害妄想

誰かが自分を陥れようとしていると考えてしまう。アシスタントや同僚が自分の失敗を望んでいるように感じる。

  • 他人への依存度が増す

他人へ任せた仕事が1日でも滞った場合、パニックになり、任せた人への不信感が強くなる。

  • 頻繁に自分を取りつくろう

自分に都合の悪いこと(記憶があいまい、難しい質問に答えられない)を他人に悟られないようにする。

自分の欠点が出ないように忙しいフリをして話し掛けられないようにしたり、明言を避ける言い方を好むようになる。

 

これらの症状のいくつかに当てはまるなら、若年性認知症を疑って医療機関にかかることをおすすめします。

しかし、いきなり医療機関に行くのも気が引ける・・と言う方は気軽に相談できる所があります。まずは不安を解消するのがいいかもしれませんね。

若年性認知症コールセンター 電話:0800-100-2707 (通話・相談無料) 受付時間:月曜~土曜 10:00~15:00

 

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